推しがリークされた件について
マジでここ数日心がバカでかい闇に覆われて心臓が上手く呼吸出来ないような日々を過ごしてて、それでもまあ人生の半分以上何かしらのオタクしててこんな経験すること滅多にないだろうなと思ったら今の心境を書き残しておくのも手だろうと思って書き始めました。
推しの1人がコレコレ*1にリークされました。内容は旦那と子供のいる女性と不倫関係を持った上で子供が出来てしまい中絶に至ったという内容。
まずは私がその「推しの1人」であるみっき~に辿り着いた経緯から簡単に書いておこうかなと思います。
元々YouTubeってエンタメが好きで、よくある「おすすめに出てきた動画を無造作に見る」みたいな行為をしてたのもありヒカルチャンネルは長らく視聴してた。本当にベタだけど最初に見た記憶があるのは祭りくじの闇を暴く動画。
そこからおすすめに出てきたら見る、のスタイルで多分ネクステ*2の企画系を中心に見るようになり、ネクステ内での推しは相馬さん。ロケマサは顔が可愛い。くらいの軽いスタンスで見てた時にZARAの奇跡を経てヒカルのファンである一般人のよっしーが加入、それと同時にネクステに正式加入したのがみっき~。私はワンショットもみきおだも動画で見たことがなくて、ネクステの動画も隅々まで見てる訳じゃなかったからみっき~に関しても「イケメンで有名な別チャンネルの人」くらいの認識だったので「有名な人が一般人と一緒に加入なんてすごい!」くらいの感覚で。その後よっしーのあれこれがあったのを理由にネクステ動画からは離れてしまい、正直なところチャンネル登録してた訳でもなかったからそういうチャンネルってYoutubeのアルゴリズム的にも一度見なくなるとおすすめにも出てきにくくなって、すっかり疎遠になってしまって。
なので、みっき~の1度目の事件(こんな書き方しなきゃいけないのもすごく悲しい)に関してもリアルタイムで知ってたか知らないかってレベルの認識でほとんど気にも留めてなくて。
そんな私がネクステに戻ってきたのは今年の夏頃、8月くらいだったはず。ふとしたきっかけでヒカルチャンネルを検索したらそのタイミングで上がってたのがロケちゃんとみっき~の喧嘩ドッキリ動画で、「え、面白い」プラス「この2人のコンビええやん」の感情が芽生えて一気に沼落ちしたよね。オタクにとって「コンビ」「シンメ」「ケミ」って沼落ちを助長する最大のキッカケになったりもすると思うのでまあこれは仕方ない。
そこからは本当に早くて、あと私がハマったタイミングも多分気持ちに拍車かけるにはちょうどいい時期だったというか。まずみっき~が正式にヒカルの会社に入社したのがこのタイミングだったこと。それから、この夏ネクステとしての動画がたくさん上がったし動画内外問わず「ロケみき」としての露出が増えて2人が企画で同じチームになる確率が高かったり、2人で撮ったプリクラを同時刻にSNSに投下して「#ロケみき大拡散パーティー」のハッシュタグも作ってトレンドを賑わせたり。
2人でツイキャス→インスタライブ→TikTokライブやった日もあったり日々あらゆる所から与えられる供給に加え、過去の彼らのことも知りたいと思ったらヒカルチャンネルやヒカルGames*3を見に行けばそこには無数のお宝の山が眠ってるわけで。とんでもない勢いで何かにハマると人は不眠、食欲減退に陥るんだなと痛感しました。確実にあの頃の私はガンギマリしてたと思う。
そんな訳ですっかり「ロケマサ最推しのロケみきオタク」として完成してしまった私は毎日各種SNSのチェックから始まり何かない限り動画はプレミア配信で視聴してメンバー内では1番頻度の高いヒカルのキャスも聞いて、しっかりと染まりきった生活が完成した訳です。
Youtubeって基本的にはお金が掛からないしどこにいても自由に動画を視聴できるから、無料でここまでクソデカ感情抱えるほど楽しませてもらって大丈夫なのかな???って各界隈でお金を落としてきたオタクとして不安にもなったけどそのタイミングで元々ヒカル単体で企画されていたReZARD beauty*4のチェキ会にロケみきも加わって全国五大都市で開催する事が決定。
ここだ!やっと課金できる!の思いで応募しました。倍率の不安こそあったけどチェキを撮れるかもしれないワクワクに付随して五大都市を巡る中でのSNSの投下や旅動画なんかの楽しみもあって。そして見事に希望してた箇所全部当選して、本当に本当に嬉しくて。
もちろんその短いオタク期間の中で楽しいことばかりあったわけじゃなく、よくあるオタク同士のコメント欄での抗争だったりアンチコメントだったりロケみき分断問題だったり。そんなものに胸を痛めつつ格付けで負け犬コンビなロケみきに散々笑って、みっき~の誕生日動画ではロケちゃんからの心のこもった手紙に泣いて、ずっと楽しみにしてたロケみきUSJデート動画も見れて、そして先日これもずっと楽しみにしてたヒカルからみっき~へ入社祝いとしてプレゼントされた新居の紹介動画、同じく入社祝いの家具家電爆買い動画が2日連続で上がって。この新居紹介動画でなぜだか唐突にロケみきそれぞれの割と具体的な女性関係ネタがぶっ込まれて「聞かないでいいならあまり聞きたくなかったな」と少し凹んだとかはあったけど。この話、知人にするとリアコ寄りの解釈をされかけたんだけど当然こんな年齢もいったクソオタクがそんな感情持つ訳もなく、私はロケみきが仲良くしてるところをほのぼの見て楽しみたいオタクなので女ネタも風俗ネタもそんなに楽しめないというか。まあそんな事があった中、家具家電プレゼント動画が上がったその日みきおだがプロデュースしているアイドルの子たちがメンバー全員でコレコレの配信に上がってみっき~への不満を暴露するって事件がありました。私自身はこの配信そのもの聞いてないんだけど、それでも本人のことは心配になったしネットもちょっとざわついてて。結果としてそれを上回るリークがその翌日行われ、それが冒頭の事態に繋がるわけで。
元々コレコレの配信は見てなくて、ただその日取り上げられる話題がYoutuberの不倫問題についてだと知って、登録者数も違うし自分の推したちには関係ないことかもなぁと思いつつどこか胸騒ぎがして気になってその時だけリアルタイムで視聴してて。リークされたLINEのスクショの中にみっき~の名前が見えた瞬間「あ、終わった」って思ったあの感覚は多分一生忘れられないと思う。
その翌日ヒカルチャンネル内にヒカルとみっき~で撮った今後の処遇を述べる動画が上がり「今回のことは概ね事実である」ということが明かされたのを踏まえて感じた思いを書いていくけど、大前提としてみっき~に問題がありすぎるっていうのは事実なわけで。それを理解した上でリーク元の女性に対して私も思うところは多々あるわけだけど。リークしたのが中絶時点ではなく、「アフターケアが足りなかった。中絶後に自分が辛い思いをしてる中上がった動画(新居紹介動画)を見たら別の女の子のネタが出ていて、向こうから関係を終わらせようと言われたその日にコレコレにリークした」こんなような事をリーク相手が言ってたような気がして、まあ結局のところ中絶が大きな理由ではなく自分の思う関係になれなかったことによるリークだなと感じました。
不倫や中絶は私個人とは縁遠い話題で、だけど変な言い方すれば「よくある話」ではあるし個人個人で解決出来る範疇の話だとも思っていて。お互い同意の上での出来事ならば相手方にも墓まで持っていって欲しかったって感情があるしどちらにも同情なんて出来ないんだけど。それはそうとして私が感じたこととして「1回目の事件(これは美人局としてみっき~に完全な非はないとして終着してるけど行動に対しての問題は多々あった)をヒカルやおだけい、ネクステメンバーその他大勢の人の協力で乗り越えておいてどうしてまたこんな事を」って点と「この夏シュプラスに入社して、ヒカルさんを日本一にする!って言ってたのにバレれば確実に大問題に発展する様なことを何でしたのか」この気持ちがほとんどを占めてて。ヒカルが「このメンバーがベスト」「今までで1番今が勢いある」って明言してて、チームみんなで一丸となってテッペン目指してるのを応援してるのが楽しかったのにまさか自分がオタクになってこんなに早く転機が来るなんて思ってなくて。
事が判明してまだ数日だし、毎日暇があればそのことばっかり考えてるとはいえすぐに頭や気持ちの整理ができるわけでもないんだよなぁ。
私はロケちゃん最推しだからこれからもネクステを応援していくしチェキ会にも行く。けど、ロケみきってコンビがあったからこそ後押しされた熱意みたいなものが確実にあって。少し話が逸れるけど私は元々年パスを持ってた程度のディズニーオタクで、チップ推しの2推しがミッキーだったんだけど、2推しのミッキーに変化があって以降パークから足が遠のいてしまった経験があって。いや、さすがにディズニーに関してはチプミキコンビ萌え🥰とかそんな事言ってたわけじゃないし厳密には違う話になるけど、最推しが変わらなくても2推しの変化で気持ちが離れてしまう経験をしてるだけにこの先の自分の心境に自信がないのはある。
ただ、ここで先日事件判明から2日後にロケちゃんがTikTokライブをしてくれた話も書いておきたい。
ロケちゃんは自他ともに認めるSNS不精で、この日も私がファンになって以降初めて単独で配信してくれたレベルで。
このタイミングだから記者気取りの人達が「みっき~について一言」とかコメントしまくってて勘弁してくれよ…と思ってたけど、ロケちゃんは配信中一度だけしっかりとみっき~についての自分の考えを話してくれて。でもそれも、本人に直接伝えたからここでは詳しく言わない。って前置きのついたもので。その後配信内で「この漫画みっき~くんと相馬さんに薦めたらハマってくれて」って何でもない雑談の中に名前を出してくれたり、あとはみっき~のダイレクトマーケティングの影響でロケちゃんもみっき~と同じくIVEにハマった経緯があるんだけど「韓国アイドル?IVEが好き!」って天真爛漫に答えてたり。
すべての発言をみっき~基準で考えてしてる訳じゃないにせよ、そういうさり気ない発言から今ロケちゃんがどんな空気感でみっき~に接してるかが少しだけ見えた気がしてすごく泣きそうになったしロケちゃんへの好きが深まりました。
あとは今回の事件を経てあまりにもみっき~本人に原因がありすぎて流す涙も出ないって感じだったんだけど、先日上がったカジサックチャンネルとのコラボ動画でカジサックがみっき~を褒めてるシーンを見た時に箍が外れたみたいに号泣してしまった。上司にもチームメンバーにも、そして周りの同業者にもここまで言って貰える立場なのに……と思うと悔しくて悔しくて。
私はいちリスナーとして動画越しの側面しか見ることが出来ないし、ここから先もどこか疑心暗鬼しながら見ることになると思うとそれは本当に辛いし完全に信じて何かあった時立ち直れなくなる気がするからどんな気持ちとテンションで見ていこうかとかはまだ定まらないけど、結局今のネクステの7人が大好きだからみんなでテッペンとる所みたいなって気持ちで見守っていこうと思います。
オタク人生長く生きてりゃ本当にいろんなことがあるね。辛い経験を鎧にしてメンタル育成完凸オタクになりたいなぁ。
推しがエーステを卒業した
トルライ春、全公演無事終了しました。まずはキャストさん、スタッフさん及び関係者の皆様、本当にお疲れ様でしたって気持ちです。肉体的なお疲れ様だけじゃなく、変異株が猛威を奮って桁外れの感染者数が続くこの状況下で絶対に感染しないための努力ってめちゃくちゃ精神摩耗するだろうなぁと思ったから。
私個人としても同行者の友達共々2回目のワクチンを接種して抗体が出来た状態で参加出来て少し気が楽だった。それでも前日まで体調崩す恐怖とは戦ってたけど。
今回何がなんでも全通する、って強い意志でCDを積みまくったのが報われて最速先行で全公演のチケットが揃いました。最速先行の当落の日に突然緊急事態宣言が出て、それ以降の先行に一気に規制が入ったから早めに確保出来てて精神衛生上ほんとに救われた。
推しの卒業に対する心構えは発表から半年経っても何も出来ず、実感もわかないまま当日を迎えることになったけど。推しの卒業、引退、解散とか長いオタク人生で何度も経験してきてその度に胸が張り裂けるような気持ちになったけど何回経験しても慣れることがないし、この先もオタクを続けてたら何度も経験する痛みなんだろうなって思う。
オタク外の友人や家族からは「引退するわけじゃないんだよね?」「役降りるだけでしょ?」って言われたこともあったけど、その単純な一言で片付けられないほどエーステに対する思い入れと思い出が深くなってて、もちろんA3!での最推しキャラの真澄くんを推しが演じてる事も何にも変え難いことだし、エーステっていうコンテンツそのものの魅力もこの3年で嫌という程痛感してきて。3年って言っても推しがちゃんと公演に出てた期間を計算すると1年にも全然満たない期間かな、とは思うけど推しが出てなくてもエーステの公演には毎回通ってその度に幸せな気持ちで帰って来れたし推しが出てる他の演目の昼公演とエーステの夜公演をハシゴした日があったんだけど、推しが出てなくても圧倒的なホーム感を感じたのはエーステだった。推しが出てない期間でも「こんな素晴らしい舞台で真澄くんを演じてるのは推し」っていう事実すら嬉しいみたいなところがあったし。
それに加えて、月日を重ねる毎に春組5人のキャスト同士の関係性や絆も少しづつ見えてきて。トークイベントだったりバクステだったり雑誌の対談だったり、ファンから見えるものはすごく限られた部分的な情報でしかなくて自分の願望や想像による部分も少なくはないかも知れないけど、あの5人の関係性がどんどん好きになってきて。みんなでディズニー!とか旅行!とかそういう雰囲気よりは気づいたらささっと大和さんの家に集まってお泊まりしてるとか、公演終わりに5人揃って焼肉に行くとか。あと何よりもこの5人の日頃の空気を垣間見ることができると思ってるのが5人で撮った写真たち。ほんとに全員心の底から楽しそうないい顔で写ってるんだよね…。春単の冒頭で「監督!」「監督!」「カントク!」って5人が積み重なってるあの密着具合に近しい距離感で、毎回それぞれが微妙に違う顔とかポーズの差分みたいな写真を上げてて。フィルコレで唐突に始まったステージ上での鬼ごっこ、まさかトルライでキャラの姿としても見ることになるとは思わなかったけどwww
飾りようのない部分で5人がこのメンバーでいることの居心地の良さを感じてるのが伝わってきて。
龍儀くんとのラジオや龍儀くんの配信でも言ってたけど最初推しと龍儀くんの関係性もそんなにいいものじゃなかったみたいなのに今やお互いのバイベのゲストで出るくらいまでになってるし、トルライ稽古での2人のエピソードもリアルに旗揚げの時の咲也と真澄くんみたいで。
この5人の関係性が確立されたものになりつつあるし、春組がこの関係性で引っ張っていく限りエーステは大丈夫だろうなって思えてしまうだけにやっぱりどうしても寂しくて悲しくて。
エーステはあくまでもキャラクター及びキャラクターが演じる役柄を崩さないってスタイルが春夏の頃からあって、影アナもカーテンコールもあくまでキャラクターとしてのものだし。だからそれはもちろんトルライでも健在だったんだけど、中盤のオリジナル脚本のストーリーは何処か推しの卒業ともリンクするセリフが詰め込まれてて亀田さんを初め制作陣の出来るスレスレの門出の演出を感じて涙が止まらなかったし、その流れでのSpring has come!が一番の号泣ポイントでした。桜の下ではもちろん泣けるんだけど、明るくてキラキラした曲調の方が却って泣けたりするんだなと思って。ずっとこの5人で聞きたかったSpring has come!を春単の凱旋初日で期待通りに聴けた時の感動だったり、サビでミラーボールの光がキラキラ会場に反射して春組のキラキラ感とマッチングしてる事だったり「我ら春組は…」で横一列に並んで宣言する時に最高に完成された5人の春組を直視する事だったり色んな要素が積み重なってあの歌はダメだった。
日頃から涙脆い龍儀くんや優希くんはボロ泣きするかなぁと思ったけど初日から何公演かの寸劇の終盤で泣いてることこそあれど楽公演では思ったよりずっと笑顔だな、って印象で。だからこそ一番最後の挨拶で大和さん演じるシトロンが珍しく言葉に詰まりかけたこと、その表情を見た時にほんとに衝撃受けた。あの挨拶もあくまで春組として話すべきシーンだからもちろん卒業とか最後とかメタな単語は出せない中で一人一人がスレスレのラインを保って言葉を選んでることすら泣けてしまって。
咲也の「泣きたくないんですよね…」は今思い出しただけでも涙出てくるし、あの瞬間客席からも嗚咽めちゃくちゃ聞こえてきてた。
↑ここまでを8月のトルライ直後に書きなぐって早4ヶ月が経ってしまった。
私は明日エームビを見に行くので、完全なるフラットな気持ちでブログを書き上げるなら今しかないと思って急いで書いてます。
トルライのラスト公演の日のことは昨日の事のように思い出せるからスラスラ書けるんだけど、春夏公演からずっと一緒に春組を見守ってきたとしきファンの友達と最後の最後まで連番で見守ることが出来て、ラスト公演の直前にサイゼでパスタ食べながら2人で泣いたこともラスト公演終わって立川駅まで歩く中で私まで卒業公演みたいなワードがぽろぽろ出てきてまた2人で泣いたことも、友達と別れたあと泣きすぎて誇張なく本当に化粧が8割取れた状態なのに頭だけヘアメで浮かれぽんちな感じで電車に乗ってTwitterでオタクたちのツイート見ながら1人でずっと泣いてたこともまざまざと思い出せるよね。
家に着いてからキャスト勢のツイートが上がり始めて、推しが冨士原先生に描いてもらった絵を見た瞬間色んな感情が溢れて声上げて泣いてしまった。
これじゃまるで卒業しちゃうみたいじゃんって。これで最後みたいじゃんって。推しが碓氷真澄のこともエーステのことも春組のことも本当に大切にしてるのは日頃から伝わってきてたから、もしかしたらいつかまた戻ってくる可能性もあるんじゃないかって心のどこかで期待してた自分がいて。実際他の2.5ではそういうこともあったみたいだし。
だけど冨士原先生まで出てきちゃいよいよほんとにガチの卒業なのよ…ってなって(謎基準だけど伝わりますよねこの感じ)本当に翌日よく仕事行けたなって今でも思う。
4ヶ月経って新しい春組の動きもあって自分が気持ちを切り替えられたかと言うと全くそんな訳はないです。もうこれは性格だから仕方ないね。
りょうやくんのことは元々新テニミュで見て知ってたし、本当に真澄くんを引き継いでくれてありがとうっていう気持ちでいっぱいで推しを肯定することが彼を批判することにはならないで欲しいしそんな意味合いはないんだけど。他のファンの人達はもちろん真澄くんファンのフォロワーさんたちもどんどん前を向いて新しい春を見つけてる中、なんか自分だけ一生めそめそしてるんじゃないかなって恐怖がすごい。もう何百回と同じ思考を辿ってるのに、まだ飽きることなく脳が何度でもショックを受け続けてる感じで。
この先エーステで春組を見ていく度に私はうじうじと「これを推しがやる未来もあったかもしれない」とか思うのかと思うといっそ離れた方が精神衛生上良くないか?って感じだけどコンテンツそのものが大好き過ぎて離れるのもそれはそれでまた死ぬほど辛いんだと思うんだよな。
一人だけキャス変になった経緯や理由を知りたくないわけじゃないけど明確にこれが理由でしたって知らされたところで新たな呪いを生み出すだけだしそれで推しがまたエーステに戻る訳でもないしまじで私の気持ちの落とし所はどこに???って感じの状態が今です。
推しだけがそこにいないものを見続けさせられるのは結構堪えるものがあって、でも本当はみんなと同じように新しい形も受け入れて楽しみたいんだよね。ただ、それを柔軟に出来るかどうかは分からないって言うのが熱しにくく冷めにくい自分の性格から明白だからほんと救いようがない!!
自分がこうしてオタクになったのって幼い頃親が厳しくて自分が興味持った事を心の底から楽しめなかった事が絶対影響してるって思ってて。
友達に借りて読んだら面白くてハマって自分でも買ったライトノベルはいつの間にか取り上げられてどこかに隠されて戻ってくることはなかったし、ラジオ番組にハマって毎晩聞きながら寝落ちしてたらラジカセは物理的に破壊されて(wwwwww)楽しんでたものをまだ楽しみたいのに、まだまだ自分は好きなのに取り上げられたり壊されたりして不意に奪われることがトラウマなのに自由にオタクできるようになったら卒業だのキャス変だのサ終だのそんな形で自分の好きなものを奪われる可能性もあるんだなって痛感してるよ…。
まあ、オタク云々抜きにしても始まりがあるものは終わりがあるのでドラマだって1クール経てば終わるしサイゼのラムのラグーパスタだって気づいたら終わって戻ってきた頃にはトロフィエになってるしさ。そう思うと「自分の意思でジャンルから離れるケース」が結局一番幸せなのかもしれんね…とすら思った。少なくとも志半ば感は薄いでしょう。私なんて渡り歩いてきた各ジャンルの未練とそれに伴う悲しみを丸めて捏ねて形成された存在ですよ。
まあそんな感じでちっとも前には進めてないけど夏のトルライははちゃめちゃに楽しくて泣けたし秋も冬も楽しむ気は満満満なんだけどさ。一個多い、満々な。
そう、夏組の青春サマーレインボーとかいう神曲の「寂しくなれるって素敵なことじゃん だって寂しくなれるくらい楽しくて楽しくて」の辺りのフレーズ、天才かな?って思いました。
ほんとに好きで楽しんだからこそ失った時の反動がこんなにでかいんだなって思うし、そう思うとこの悲しさも寂しさも私が全力で推しのいるエーステを楽しんだ証として大事に抱えてくべきなのかも知れんね。いやそんな綺麗にまとまりませんけど。
まあそんなわけで、みんなも改めて推しを推し現場で推せる今を全力で生きてください!雑〆!
ガルプラで出会った愛すべき推しケミとCグループへの今の想い
GirlsPlanet999がいよいよファイナルを迎え、デビューグループの9人のメンバーが決定しました。
私の1pickは最初から最後までグイン・マヤで、マヤに対して書きたいことは山ほどあるけどそれはまた別にひとつの記事にしたくて、今回はCグループへの想いを残していこうと思う。
探索戦のトップバッターがCグループの「最強ビジュアルキラー」だったからCグループの第一印象が大きいのは割と必然的なものかなと思うけど、そこで私はシェン・シャオティンとチェン・シンウェイのビハインドを見て「これがケミか……」って感情に出会った。Cグループの1位と最下位の2人の組み合わせってだけでも「何それ面白い!」と思うのにビジュアルキラーだけあって2人とも文句なしの美人で、オンニらしくダンスを教えるシャオティンに無垢な感じで甘えるシンウェイを見て1発で心掴まれたよね。
シンウェイはその後の近視ネタ、ヨジングオッパ事件もめちゃくちゃ面白かったし「Cグループいいなぁ」って感情がどんどん大きくなっていって。
探索戦はパフォーマンスしてる練習生以外のリアクションもふんだんに盛り込まれるからその映像を見て少しづつ「こんな子もいるんだ」「この子どんな歌やるんだろうなー」みたいな感じで99人の少女たちを記憶して行ったんだけど、その中でぱっと目を引く華のあるビジュアル、異端な青髪に派手な衣装の練習生がやたらと気になったのは絶対私だけじゃないと思う。あまりにも個性が際立ちすぎてて「この子何者?」って思ったのを覚えてるしパフォーマンスが#2だったから尚更気になって仕方なかった、それがスー・ルイチーとの出会いだった。
ルイチーがソロで披露したSnappingを初めて見た時の衝撃は今も忘れられない。「あ、この人何もかも特別だ」ってすんなり思わせられるパフォーマンスで、その後も定期的に何度も何度もSnappingの動画は見返したなぁ。
K01のシャオティン、K02のルイチー。事前の評価でお互いがお互いのことを1番高く評価したって話を聞いて「何だこの2人は…!」って衝撃が走ったし、ビジュアルのテイストもオーラの色も(ソンミみたいに言うやん)正反対な2人を見て「この2人はプリキュアだ、一緒にデビューしてくれ」って秒で思った。オタクすぐにプリキュア見出しがち。
「並ぶと絵になるなぁ、その上お互いの才能を認めあってるなんて」ぐらいの安直な理由で私の推しケミになった「シャオチー」。
実は2020年に中国で行われたオーディション番組「創造営2020」でも一緒だったって知ったのは全然後からだったけど、この2人は安易なオタクの萌えがチンケに思えるくらいの絆があるんじゃないかなって回を追うごとに思えるエピソードがたくさん出てきて。
でも最初の方はセルごとに動いてて曲も被らなかったからかあんまり2人が一緒にいるような場面ってピックアップされてなかった気がするんだよね。ピックアップされてなかっただけで実際は仲良しだったんだと思うけど。
fateで一緒になって、そこからsnakeの流れで一緒の空間で映ることが多くなったらほんとにいつも隣にいるんじゃない!?ってレベルで高確率で並んでて。第2回脱落発表式のC01候補として2人がピックアップされて横に並んだ時「Cグループを引っ張って行ってるのはこの2人なんだな」って感じが凄かったし2人で手を繋ぎながらそれぞれ2位の席と1位の席まで上がっていく姿を見て「こりゃもう一緒にデビューだな」って画面越しに腕組みプロデューサー顔した。この脱落発表式を経てのsnake、伝説の芋掘り回、ルイチーのメボ問題、突然盛り込まれた運動会(第2回脱落メンバーもしれっといたせいで現実逃避ガーディアンの妄想が見せる夢かと思った)O.O.Oミッションも同じ1チームでなんかよくわかんないけど終盤にかけて怒涛のような密度で2人が一緒にいて、お互いがお互いを支えてるような関係に「2人揃ってデビューして貰わなきゃほんとに困る」の域まで達してたけど。
恐らくメボ問題の余韻でルイチーが気落ち期間に入ってた芋掘り回で元気爆発シャオティン姫が「大きい芋掘れた!見て!!早くみてーっ!!!」って叫んだ時脅威の瞬発力で反応してあげるルイチーが、その時のルイチーの心境も合わせて考えると本当に愛おしくて泣けてくるレベルで…(ちなみにシャオティン芋マウントの時いち早く気づいて見てあげてたダヨンも天使だったんだよん)運動会でも競技中だろうが競技中じゃなかろうがずっと2人で一緒に映っててそれをカメラに収めてくれてるの正にヨクシ!Mnet!だったし1つのパーカーを2人でひざ掛けにしてたり「シャオティンです。顔が綺麗なので(笑)」のキリング投票理由とかなんかもう、こんなのこの2人のケミを未来永劫末永く推せってお告げ含めた分量の多さだよな???って感じで。シャオティンといると一気に年下感出るルイチーがちびっこオオカミすぎてパフォーマンス中とのギャップで本当に可愛くてたまらないし、何よりシャオティンに関してはルイチーを初めとしたCグループのみんなとワイワイやってる時が一番感情炸裂してて楽しそうでほんとに微笑ましくて。(個人の見解です)
一見ちょっと治安悪そうだけど(初対面の空港でガム噛みガン飛ばしするし)気の優しいギャル軍団グループの中に混じる優等生シャオティン、みたいなあの空気感を特にsnake辺りから感じられてすごい好きだったなぁ。
ここまでとてつもない文字数でシャオチーについて語ったけど私は当初惚れ込んだシャオティンとシンウェイのケミも諦めてなかったから第3回中間順位発表の時に久々に2人の絡みが見れてすごく嬉しかったしなんと言っても第3回脱落式のシンウェイの時にシャオティンが初めてあんなにカメラの前で泣いたんじゃないかってレベルで涙流してたことにすごい心揺さぶられた。その前のウェイの不意打ちのキスも謎可愛すぎて今思い出しても笑えてきちゃうけど。シンウェイはファイナルでも自分の掌にシャオティンの名前刻んで(?)応援してたしこの姉妹ケミも最初から最後まで結局安定だったんだなって胸がいっぱいになった。
フー・ヤーニンは本当に色んな局面を見せてくれた人。だってまず探索戦のヘリコプターの時のヤーニンと今のヤーニン全然雰囲気違わないですか?(問いかけ)But You Don't補正(?)もあるのかもだけど探索戦の時のヤーニン、めちゃくちゃ若いオラオラ感満載な気がするんだよね、数ヶ月前なのに。どんどんお淑やかいい姐さんオーラみたいな方向に変わっていった気がするけど変わったって言うよりどっちも元々のヤーニンが持ってる物だったってだけなんだと思う。ヘリコプターの時は自分がリーダーだし一番最初の重要な印象付けにもなるだろうから気も張ってたんじゃないかな。ツインテールにしてくれたり愛嬌の方面でも色々見せてくれたし推してて楽しいだろうな、って思う多様感のヤーニン。メボ問題の時のルイチーへの接し方もほんとに優しいオンニ感満載だったなぁ。
ウェンヂャはほんと、ファイナルまで居てくれたことでチームの雰囲気作りに絶対にめちゃくちゃ貢献してたと思う。基本的に面白いこと言ったりやったりするムードメーカーだけど心に芯が通ってて、誰かが言わなきゃいけないけど進んで言うには精神すり減りそうな事を率先して言ってくれる人だよなぁと。ルイチーと2人でいる時の盛り上げコンビオーラも大好きすぎる。天国のオンマに向かって叫ぶ所で最後の最後に泣かされてしまった。
シンチャオは顔もスタイルも抜群だからパフォーマンスしてる時は隙のないクール系美人に見えるのに垣間見える葛藤と成長、笑っちゃいけないところで笑ってしまうことに対する共感性、マジマイェソ!、つたない韓国語ながらも話題振られた時に笑い掴んでいく感じがギャップの宝庫すぎて見てて面白かったなぁ。
ツァイビーンはSaluteの時正直衝撃走ったし(素直な視聴者)、どう考えてもあの数分のシーンがツァイビーンのガルプラに置ける運命変えちゃったよな…とは思う。思うけど私はツァイビーンのこと嫌いになれなかったし逆に言うとSalute以前もそんなに特別な感情なかったのにsnake辺りを経て最後には愛おしく思うレベルに巻き返してた不思議な人。芋掘り回のダヨンのオンマとのヨントン(笑)の時のあの感じとか見てたらどう考えても悪い人には思えないよなって。実際Saluteの例のあれも実はダンスの変更について話し合ってる所にツァイビーンが居なかったり、あと彼女自身韓国語があんまり得意じゃないと思うから(HYLTの時も他の人が通訳してたよね?)言語の壁で色んな勘違いが生まれたところもあるのかなぁと思ったり。本当の真相は現地にいないから分からないのであれだけど普通に考えたらあちこちでカメラ回りまくってるオーディション番組で印象も大事な中自分勝手に行動出来る人ってそんないないと思うんだけどなぁ。
ルオフェイはあんまり分量多くはなかったけどとにかくビジュアルが妖精すぎて美人で好きでよく投票してたしワンヤーラもまずお顔が綺麗すぎるのと声が特徴的な上キャラも濃すぎてもっと見たかったしヤンズはずっとマヤと同じセルでマヤの保護者役やってくれてありがとうの気持ちもあるしその感謝の気持ち補正じゃなく単純にビジュアルがめちゃくちゃタイプで可愛かった。リャンジャオは五番目の季節の時歌声があまりにも曲のコンセプトに合いすぎてて震えたし個人的には脱落後も色んな方面から楽しませてくれる存在だなって。謎のケミ推しでシャオチー仲間でもあるしwww
とにかくCグループの存在って私の中でめちゃくちゃ大きいし、その中でもやっぱりこんなに推せるケミに出会えるんだって思えるくらいシャオティンとルイチーを見てるのが楽しくて楽しくて。だからさ、ここからは感情論マシマシになるけどほんっっっっっとーーーーーーーーーにシャオチー揃ってデビューするはずの未来どこに行った!?!?!?ってまだ諦めきれないんだけど。
ルイチーの政治的発言の事はずっと言われてきたことで、私は今まで海外の芸能人を深く応援してきたことがなかったから影響ってどんなもんなんだろうと思ってたけど、まあやっぱり根深いものとか覆せない感情ってものはあるんだよな、とは思った。最終的にどうにもならない要素になり得るんだなって。
その背景だったりとか、今の中国の情勢とか万が一ルイチーがデビュー出来ててもその先が大変だったかも知れないとかそういう諸々は分かってるんだけど、それでもやっぱりデビューに対する望みをファイナルの最後の最後の瞬間まで捨てれなかった。
だって探索戦からたった1人であんなに皆の心を掴んだ人だよ。こんなに実力もビジュアルも兼ね備えててグローバルで人気があってもどうしても覆せないものがある、その現実が思ったより強固で辛い。
私以上に辛い思いをしてるのは最後までルイチー1pickで支え続けたスーシンタンの人達だと思う。ルイチーはサポートもよく1位になってたしその額もえげつなくて「ファンに石油王いる」ってよくザワついてたし。
純粋なグローバル票(50:50換算にする前の数値)ではルイチーもヤーニンもデビュー圏内だったって見てビジュアルも実力もオーラも人気も兼ね備えててもただ韓国票の比率が少ないだけで守られない夢があるのを目のあたりにして本当に悔しくて悲しかった。もちろんこのルールは最初に定められた物だからそれによってデビューした子達は不正でもなんでもないし文句も出ないけど、それはそれとしてやっぱり切ないよねって話。
ここは私のブログなのでめちゃくちゃ私的感情の自分勝手なこと言うとシャオティンが1番最後の9位でデビューメンバーに選ばれてCグループからは彼女1人だけで…って状況を見た時デビューできる嬉しさよりも悲しさとか心配な気持ちがどうしても先行してしまって。
シャオティン自身も最後までCグループのメンバーを気にかけるような言葉だったし、1人だけ選ばれたシャオティンを花道の向こうから「幸せになるんだよ!」って応援してるCグループの光景見てる時本当に辛かった。現実的に全員でデビュー組なんてことは無理でもルイチーもしくはルイチーヤーニンと一緒に堂々とC勢として並んでて欲しかったよ。これはシャオティン1pickで彼女を中間のあの順位からデビューまで押し上げたファンの人たちから見たらすごい自分勝手で腹立たしい言葉だと思うけど。分かってるけど、その可能性もあった事を考えると何度でも悲しくなってしまう。今まで推しの卒業、グループ解散、推しのキャス変、色んな最後に立ち会ってその度に胸を引きちぎられる思いに襲われたオタクだけど今回の場合は終わりじゃなく始まりに向けての番組であること、これから自分もオタクとして何かが始まる可能性があったこと、それらは全て投票によって決まってたこと、だけど投票以前に覆せないものがあったことによって自分が望んでた可能性が消えたこと、現場至上主義オタクなのに彼女たちをこの目で見て現場に足を運べなかったこと、色んな要素が入り交じって今までとは違う種類の虚無に襲われてるんだと思う。
初めて追った鯖番で初めて海外の女の子たちに熱を上げてまさかここまで応援したくなるケミに出会えるとも思ってなかったから自分でもビックリだけど。願わくばいつか彼女たちが何らかの形でまた一緒に活動していく「未来の可能性」にかけて心保つしかないかな。引退が懸念されてたルイチーも昨日インスタ更新してくれて、もしかしたらこの先も活動してくれるのかな?って思える内容だったからそれくらいの期待持っても良いですかね。
Cグループみんなでいつか日本に来てね!!!!!!!!その日まで細々と見守ってます。
推しがエーステを卒業する
ついこの間このブログの存在を思い出して「なんやこのくさい文章は」となりながらも当時の幸せを反芻してたので、近々でまた新しく記事を書くことになるとは思いませんでした。今思い返せば自分の気持ちをちゃんと文章で可視化しておくべきだったなー、って瞬間がたくさんあったのに勿体なかった。
タイトルの通り、推しがエーステを卒業することになりました。
発表があった昨日は夜勤明けで15時頃寝たので告知の瞬間はめちゃくちゃ夢の中で、「何も知らずにすやすや寝てるオタク」を身をもって体験してしまった。
一夜明けて昨日よりは気持ちの整理がついたようなつかないような今の自分の心境を残しておきたいから書きます。
リアルな友達にはもう聞きあきたと思われるような話題だけど、推しがエーステで真澄くん役になるかも知れないって予測を恐らくオタクの中でも割と早い段階で想定してて、それはまだA3!が舞台化に決まるよりももっと前のことで。
オタクって基本的にキャスティング妄想が好きな節があるからその当時Twitterで検索してみたら真澄くん役の予想で多く名前が挙がってるのは刀に出てる俳優が多かった気がするなぁ
私はそもそもテニスから推しのことを知ったオタクなので、本当に推しが真澄くん役に決まった時は私も周りもめちゃくちゃびっくりしてたし、まだ青9の卒業に向けての心構えも出来てないタイミングでの解禁だったから全然素直に喜べなかった気がする。
2.5って特殊だなぁと思うのは好きなキャラクターを演じてる俳優が好きなパターンと、好きなキャラクターから離れてもやっぱりその俳優が好きなパターンがあって、私は前者の経験があっただけに「今はこんなに推しのことが大好きだけど、それはキャラ補正がかかってるからかな…」「できればテニス卒業後も応援したいけどな」みたいな、疑心暗鬼な気持ちでエーステ春夏公演の初日を迎えた。
その結果がどうだったかはこのブログにくっさい記事を上げるレベルなんだからお察し、って感じで。青9の亡霊みたいになってた私がまた前を向いて明るく楽しくオタクしていけるようになったのは、推しの力はもちろん最初の現場がエーステだったからに違いないと思ってる。
公演の最初から最後までキラキラしてる、多幸感で満ち溢れてる、それが初日の印象だったと思う。楽しくて幸せで、ふわふわしすぎて帰りは銀劇から駅までの道が思い出せなくなって謎の橋を二往復くらいしたのもいい思い出。
推しは春夏と春単とエーライにしか出てなくて、一度くらいゲスト出演して欲しかったなって気持ちはずっとあったけど、観劇面に関してはその当時の私が全力で頑張って色んなものを捻出したのでびっくりするくらい後悔がない。強いて言うなら春夏の京都公演行っておけばよかったなぁ、くらいだけど最初はなんせ疑心暗鬼な気持ち一色だったからチケットも休みも急には手配できなくて。
東京楽から凱旋初日までめちゃくちゃ期間が空いたけど、パワーアップして戻ってきたカンパニーをめちゃくちゃ感じれたしどんどんのめり込んでいくのを感じた。
脚本、演出、楽曲、振り付け、どの観点から見てもそれぞれの組のカラーを本当に細かく表現してくれてるエーステ。
王道であったかい春組、賑やかで仲良しの夏組、血気盛んでギラギラした秋組、大人で淑やかで繊細な冬組。どの組の公演を見ても、本当にこの組が好きだなぁって思いながら帰らせてくれる大好きな作品。
中でもやっぱり春組単独は最初から最後まで春組らしさに溢れた公演で、絶対に推しにやって欲しかった不思議の国の青年アリスも予想を大きく超えるクオリティでやってくれて、この時には私も全部の地方を回って感激するほどまでにエーステが大好きになってて。
この世の終わりだと思った青9卒業以降、自分の中でまたこうして心から楽しめる場所に出会えたことが本当に楽しくて幸せで仕方なかったし、その幸せは今に至るまで定期的に噛み締めてる。出会えたことが最高のプレゼント、ってほんとにそう。
春組のキャスト5人は、本当にいいチームだなって与えられる情報の節々で感じる空気感があった。
常日頃めちゃくちゃご飯行くとか遊びに行くとかそういうのじゃないけど5人で集まると心から楽しそうな5人の写真が上がって、毎回誰か1人来れなくて一向に全員集まらないお泊まり会も愛おしくて仕方なくて。
春組単独のバクステで5人が稽古中寝転がってうだうだしてる場面があったけど、あの5人でいるといつもああいう緩く暖かい空気感なのかな、って思えてそれも含めて本当に見てて幸せだった。
そういう空気感って狙って作れるものでは無いと思うし、別に仕事の仲間なんだから敢えて作らなくたっていいと思うけど「家族」の春組とリンクする部分を見つけるとすごく嬉しかった。
あとは、春組単独のリリイベは笑いすぎて脳が揺れた。あんなに自由人かつボケの精鋭みたいなのが集まることある!?!?ってなって、決して根っからのツッコミ気質ではなさそうなゆうきくんへの心配に繋がりました。
他の組のどの公演を見てても本当に楽しくて幸せで、でもそれって「この公演には出てないけどエーステの碓氷真澄役は推し」っていう事実も含めた上での幸せだったのかなって思ったりもしてて。
今これを書きながらも「なんでよりによって唯一の卒業が推しなんだろう」って所に行き着いてしまう。
エーステはチケットもなかなか取れないような人気舞台だから当然卒業商法なんてものじゃないだろうし、1人だけ卒業って言うのを見るとテニスみたいに代々バトンを受け継いでいく作品にしたいとかでもないんじゃないかなと勝手に解釈してて。多分そう言うスタンスならリーダーズだけ残して他のキャスト一新、とかするんじゃないかなって。十中八九、推しサイドのどうにも動かせない理由での卒業なんだろうなとは思ってるけど、やっぱり私は自分本位なオタクなので今一番大好きで楽しいこの場所からどうして卒業しちゃうんだろう、悲しい、寂しい、嫌だ、って気持ちがほとんど。
原作の観点から言うと私は碓氷真澄のビジュアルを見てアプリを始めた口です。でも、基本的に私はクールで硬派な、A3!の他キャラで表すなら十座みたいな性格の子が好きだから、監督ぞっこんな真澄くんに最初そこまでハマれなかった。そんな中推しのキャスティングが決まって改めてアプリでストーリーを読み進めていって、真澄くんを好きだなと思ったのが第二部の例のストーリーでした。だから、そういう超絶個人的経緯もあるけどどうしても推しの演じる真澄くんの未来にあのシーンがないことが今は辛くて辛くて仕方ない。今から真澄くんはもっと成長して少しずつ大人になって、ほかのキャラクターとの関係もどんどん深まっていくんだよ。そんな成長していく真澄くんを演じるの楽しみって推しも言ってたのにな。
今までテニスみたいに全員ないしはリョーマだけを残してまるっと代替わりすることは経験しても、大好きなグループの中で推しだけが居なくなって、次見る時その場所にいるのはまだ見ぬ誰かが演じる真澄くんなんだって思うとそれは長いようで偏りのある2.5オタク人生でまだ経験したことない状況だから、その時の自分の感情が想像出来なくて怖い。
人間の「正常性バイアス」って本当に作動するんだなってちょっと笑ったのが推しの卒業の知らせを見て「でもそんなにいい碓氷真澄だったっけ?」って脳が必死に問いかけて来たんだよね。いい碓氷真澄に決まってるからここまで色々擲ってのめり込んだんやんけ!!!
自分が好きなキャラだからどんなキャストさんに決まっても受け入れます、っていう器用な脳の持ち主じゃないことはテニスで散々分かってるから、今までと同じように次の真澄くんを好きになれるか1ミリも保証がないのがこれもまた辛い。エーステっていう大好きな場所における春組を、自分がもしかしたら辛い気持ちで見る未来があるかも知れないことがほんとにほんとに怖い。
現に今、ライブのことはちっとも楽しみだと思えない。悲しくて寂しい思いをするのが分かってて見に行くなんて本当に嫌だけど、この目で見ないのは多分もっと耐えられないんだろうな。めんどくさい!
卒業を告知して貰えるだけマシ、お別れの場を作って貰えるだけ幸せ、それは本当にその通りなんだけどワクチン接種が始まるって言ったって8月に日本の状況がどうなってるかも分からないし、大声で真澄くんの名前を呼んで推しに歓声を届けたり思い切り笑ったり泣いたり出来る環境にあと半年で戻ってるともあんまり思えないし。
今までは待ち望んでたエーステの楽しいお知らせも、これから先半分くらいは寂しさを噛み締めながら見ることになるのも辛い。終始辛いしか言ってなくて草
昨日からTwitterでいろんなオタクのツイートを眺めてたけど初めてキャス変を目の当たりにした人たちが「みんなこれをどうやって乗り越えてきたの?」って割と書いてて。
私で言うと青9の卒業は割としばらく引きずったんだよね。あれはタイミングもタイミングでチムパで青9まるっと好きにさせておいてその直後の卒業発表だったし多分大半のオタクが少なくとも全国氷帝まではやるだろうって思ってたと思うから。
TSCの青9卒業の会報かなんか見て家で一人で声上げて泣いたりしてたレベルで引きずったけど、そんな私をまた前向きなオタク活動にしてくれたのが紛れもないエーステだったんだよね。
だから、「どうやって乗り越えたのか」の私のアンサーは「同じくらい楽しい場所を見つける」だと思ってるんだけど今回は私もどうやって乗り越えていけばいいかよく分かりません。
それくらいこの3年、推しが出会わせてくれたエーステとA3!からたくさん楽しみを貰い続けてきたので。
ダブルミーニングで、永遠にこの春が終わらなければいいのになって今はそれしか考えられない狭量なオタク心です。終わろっと。
MANKAI STAGE A3!~SPRING&SUMMER2018~
唐突ですけど、やっぱり日記?ブログ?って自分にとってかなり大切なものだと思うんですよ。
推しについて
“推し”と彼を表現するのは未だに何だか気恥ずかしい!謎純情!
推しを知ったのは、とある2.5系舞台でした。
私が人生の半分以上を費やしている、私の存在意義とも言えるキャラクターの役に選ばれたのが推しでした。
“きっとこの人の事は、この役を離れてもずっと応援する”
そんな風に漠然と思い始めたのはいつからだっただろう。これと言ったきっかけもなく、日々の気持ちの積み重ねでそんな風に思っていたし、預ける手紙にも何度も書いた記憶があります。
良くも悪くも世はSNS時代。若手俳優にとってSNSは手軽に自分をアピール出来るツールでもあり、1歩間違えれば自分やファンを傷つける物にもなりかねない、正に諸刃の剣。若手俳優界隈だけで見ても、日々大なり小なりそこここで火事が起きるし、SNSで取り上げられた問題をきっかけに役を降板、事務所退所、偉い時代だと思う。
推しはSNSの「発信」はとても上手だけど「受信」はちょっと下手だなぁと思う。
ファンからの言葉を悪い意味でも気にしすぎてしまう様子があって、大丈夫かなぁと何度か思ったりもした。
でも、そんなちぐはぐさが、不安定さが人間らしくてとても魅力的だなぁと思った。
勿論顔も、舞台やSNSで垣間見ることの出来る性格の一部も感性も紡ぐ言葉も芝居に対する姿勢も。
応援したいなぁ、と本当に自然と思いました。
世界で1番大好きなキャラクターの役から、応援したいなぁと思った俳優さんが離れていくってはてブロの若手俳優ファン界隈の皆さんも経験がある方が多数いると思いますが、言い尽くせない寂しさがありますよね。
大千秋楽と同じように、それはいつか来るべきして来ること。
そして私は不安でした。「彼がこの役を離れても本当に私は応援していけるのかな?」って。
何に対してもそうですが、好きだって気持ちに形はありません。思い込みの積み重ねも錯覚も吊り橋効果も全部好きの一種。
だから、その時その時で好きだなぁと思った気持ちは間違いなく本物なんだけど、次の舞台を観るのがとても怖かったです。
そして先日、彼の新しい舞台の幕が開きました。
初日、頑張って手に入れたチケットは立ち見のもの。
正直若手俳優のキラキラアクティブな雰囲気を眩しく羨ましく思う程度にはそこそこの年齢のオタクなので、何時間も立って鑑賞出来るかなぁ…集中力の妨げになったら嫌だなぁ…と不安に思ってたのですが、いざ始まってみると劇場自体の作りもステージがとても見やすくて、あまり気になりませんでした。
そして、客席登場の演出に驚いていたのも束の間、私の斜め後ろの扉から現れたのは他でもない、私が応援したいと思い足を運んだ理由の、正に彼でした。
その場所に登場したキャストはたった1人、それがよりにもよって。
そして彼を初めて目にした日の事を思い出しました。その舞台にも客席登場の演出があり、日によって回によってローテーションで様々な場所に様々なキャストが現れる演出。
その時にも私の座っていた席に現れたのは紛れもない彼でした。
驚いて口元を手で覆ってしまった私を見て彼も目を丸くしていたのを今でも鮮明に覚えています。きっと彼自体もまだ客席登場の演出に慣れてなかった中分かりやすく感激するファンにびびったんだと思う。
勿論客席登場が全てではないにしろ、こんな感慨深い偶然が起きたことにますます後押しされたような気にもなってしまいました。
「応援したい!推しって言いたい!」
そんな、きらきらした予感で胸がいっぱいになって、舞台そのものの楽しさも相まってその帰り私は千鳥足で一人帰路につきました(素面)
夏は忙しくなりそうです。